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競馬用語集

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サラ系

サラブレッド系種の略で、アラブ血量が25%未満の競走馬のことを言います。
競馬の体系が整って来た明治中期、 各競馬クラブは、豪州産馬を輸入するようになりましたが、他方、日露戦争を契機として豪州から軍馬が大量に輸入され、 戦後それらの中から競走馬や繁殖馬になった馬も出てきました。これらは軍馬として輸入されたため血統は問題にされず、 証明の手がかりがありませんでした。
また、競馬クラブが輸入した豪州産馬の中にも血統書を紛失したものもあり、 これ豪州産洋種馬及び血統不詳の馬が、昭和12年以降、サラ系といわれるようになりました。
なお、サラ系は、サラブレッドと8代にわたって交配されると、それ以降はサラブレッドとなります。